【留学先におすすめの国】中国

世界大学ランキングで年々存在感を高める中国

日本においても何かと話題になることが多い中国ですが、特にここ20年ほどの文化的躍進には目を見張るものがあります。

その国の教育・研究レベルを比較する世界大学ランキングでも中国の大学が年々上位にランクインされるようになっており、存在感はかなり大きくなっています。

2017年度のランキングでは上位100位に入った中国本土の大学は6校で、日本と韓国がいずれも5校ずつであったことと比較すると、その勢いは一目瞭然です。

中国の大学内でトップにランクインしたのは清華大学の25位で、以下北京大学の38位、復旦大学の40位、上海交通大学の62位などと続いていきます。

日本でトップの東京大学が同じランキングで第28位であることを考えると、中国への留学は単純に中国語を学ぶ語学留学ではなく、より高度な研究をしたい学生にとっても望ましいものとなっていると言えるでしょう。

日本からは距離的に近いということもあり、中国への留学は多くのプランから選ぶことができるようになっています。

短期留学や長期留学だけでなく、提携校での交換留学も多くの大学で実施しているので、探してみると案外安くお得な留学プランが見つかるかもしれません。

大学での講義はいきなり中国語か英語

中国に留学する目的で最も多いのはやはり中国語の取得でしょう。
日本語と中国語は同じ漢字を使用することが多かったり、文化的に近いところもあるのでなんとなく理解できそうな気がしますが、実際に語学として習得するのはかなりの困難が伴います。

というのも中国語の文法は理解することができても、発音として中国語を理解するのは難しく、留学をしてすぐに中国人のネイティブスピーカーと会話をすることはまずできません。

留学をしてから中国語を勉強しようと思っているならそれはかなり危険です。
というのも中国の大学においては留学生を受け入れしてはいるものの、授業はいきなり中国語もしくは英語で行うこととなっているので、ゼロから勉強をするのはかなり無茶になってしまいます。

そのため中国留学を考えているなら、まずは日本国内で長文読解や作文などができるようによく勉強しておき、ある程度の会話力が備わってからにするのがおすすめです。

中国人は日本と異なり、とにかく議論において問題解決をするという文化があるため、話し合いができるレベルになっておかないと日常生活でもかなり苦労することになってしまうでしょう。

中国留学をする時には留学後の目標までしっかり考えて臨むことで、よりモチベーションを維持しやすくなります。

経済発展著しい中国では現地で外国人を採用する企業も多く、中国向けビジネスを行う外資系企業もかなり多くあります。

【留学先におすすめの国】アイルランド

北大西洋に浮かぶ立憲共和制国家

アイルランドはイギリスのすぐ西側に浮かぶ島国です。
正確にはアイルランド共和国(Republic of Ireland)という名称で、北部には北アイルランドという別の自治区があります。

まず「イギリス」という国について軽くおさらいしておくと、「イギリス」という名称の国は存在しません。

正しくはグレートブリテン及び北アイルランド連合王国(United Kingdom of Great Britain and NOrthen Ireland)と言います。

いわゆる「イギリス」とされている連合王国はイングランド・スコットランド・ウェールズ・北アイルランドの4つの自治体によって結成されている国家です。

そのあたりは詳しく説明しようとすると長くなってしまうのですが、アイルランドはユニオンジャックのデザインの一部ではあるものの、現在では全く異なる国として機能をしています。

よく言われることですが、イギリス人とアイルランド人は全く気質が異なっており、仲もよくないという傾向があるのです。

イギリス人というと血筋や家柄を重視する気難しいイメージもあるのですが、アイルランド人はそうした縦関係をあまり重要視せず、人種についてもかなりフレンドリーな接し方をしてくれます。

ロンドンのような大都会のあるイギリスと比較すると、アイルランドは非常に牧歌的な風景が広がっており、国民性も穏やかでとっつきやすいという印象があります。

国民のほとんどが白人なのですが、イスラム系や日本人のようなアジア系の人がいても特に差別的な扱いをされることもなく、過ごしやすい雰囲気です。

都心部の街並みは歴史的建造物の多い、美しいものであるので、どちらかというとイギリス留学よりも気持ちよく過ごすことができるかもしれません。

ビザ取得の要件がゆるくワーキングホリデーでも人気

アイルランドはホスピタリティのある国でもあることから、日本だけでなく多くの国から留学生が集まっています。

日本からはビザ取得の必要がないというのが大きな魅力となっており、留学先としてだけでなくワーキングホリデーとしても多くの人に利用されているのです。

外国人向けの語学学校のほとんどは首都ダブリンに集中しており、建物の多い都会であることから過ごしやすい環境です。

ダブリンの他にもコークやリムリック、ゴールウェイといった中核都市にも学校はありますが、大多数の留学生はダブリンを選びます。

語学学校は小規模なところが多いので、少人数でみっちり語学学習をしたいという人に適しているでしょう。
入学時には入門・初級・中級・上級の4段階にランク分けされることとなっており、実力に応じてクラスで授業を受けます。

【留学先におすすめの国】インド

世界最大の英語人口国であるインド

インドは世界第二位の人口を有する巨大国家です。
人口は国内に13億人以上おり、その人の数によるエネルギーはかなり力強いものがあります。

かつてはインドというと発展途上国という印象が強くありましたが、アジア地域の経済発展に伴いインドの首都部は急激に都市化が進んでおり、積極的にインド留学をする学生の呼び込みも行っています。

インドは人口の多さもあり、国内では非常に多くの言語が使用されています。
国内の公用語はヒンディー語で、準公用語は英語です。

英語人口では世界ナンバーワンとなっており、英語を学習するための語学留学としても多くの人に利用されています。

なおインド国内には22の指定言語と2000の方言があると言われています。
そのことを示すことわざが「15マイルごとに方言が変わり、25マイルごとにカレーの味が変わる、100マイル行けば言葉が変わる」というものです。

インド国内においては国民の初等・中等教育では3言語を必修としており、自分の母語もしくは州の指定言語をベースに、ヒンディー語と英語を必ず学ぶことになっています。

インドで英語が公用語とされているのは、長年にわたりイギリスの植民地にされてきたという歴史が関係しています。

独立国家となった現在においてもビジネスコミュニケーションにおいては英語が公用語になっており、グローバル企業も多くインド国内に設置されました。

イギリス英語とも異なるインド英語

インドで当たり前に耳にする英語ですが、これは厳密にはイギリス英語とも若干異なる「インド英語」と言ってもよいものです。

外国人に向けた語学学校では先生がきれいな英語を教えてくれますが、市内に出て一般のインド人と触れ合う時にはどうしてもインドなまりのある英語で接することになってしまいます。

またインド人の英語文法の使い方はかなり独特なことが多いので、インド的な英語を身に着けてしまうといかにも「インドっぽい」話し方になってしまうかもしれません。

もしネイティブと触れ合えるような高度な語学力をつけたいと思っているなら、インド国内では一般の人の中よりもむしろ学校や会社などで、きちんとした英語を話す人たちと会話を重ねた方がよいでしょう。

インドに留学をする時に最も注意をしたいのが治安と衛生です。
インドは非常にパワーのある国ですが、国内の治安状況や衛生面は、日本と比べるとかなり危ない部分が多くあります。

そうした部分もまたインドの魅力なのですが、日本と同じ感覚で外を出歩いていると思わぬトラブルに巻き込まれてしまうことになるでしょう。

インドの生活になれるためにはそうした環境面をよく考えて、住居地や学校を慎重に選ぶようにしたいところです。