【留学先におすすめの国】台湾

親日的で文化も近い台湾での留学生活

何かと国際的な問題が伝えられている日本と中国の関係ですが、台湾は中国の一部となってはいるものの、全く別の統治によって成り立つ国となっています。

同じように複雑な歴史のある国として香港がありますが、台湾は中国大陸から離れた島国となっていることから国家的な区別がより明確です。

色々な主張がありますが、現在のところ台湾は完全に一つの独立国家となっており、独自の政府や国会、裁判所、軍隊、通貨というものが存在しています(日本政府の立場としては台湾を国家としては承認していませんが)。

そのため、留学や観光で訪れた時の日本人への感情もかなり異なる傾向があります。
台湾人は全体的に親日的であり、日本人留学生に対して親しみを持って接してくれることが多い傾向です。

台湾国内にいて日本語を勉強する学生もかなり多くおり、日本からの留学生であるということがわかると、お互いに言語を教え合いたいとして積極的に交流をしてくれたりします。

なお台湾国内においては公用語とされているのは中国語で、第二公用語として台湾語が使用されています。

もっとも現在では台湾語は若い世代ではあまり使用されることはなく、ほとんどの人が中国語もしくは英語で会話をしています。

公用語というわけではないですが、一般的な台湾人の英会話スキルはかなり高く、ほぼ全ての人が日常会話レベルでの英語を使用することができます。

グローバル企業が多いため多文化を学ぶことができる

台湾はここ数年で急激に業績を伸ばしている成長中の企業が多い国です。
日本においても経営難になったシャープが鴻海精密工業に買収されたことで有名になりましたが、鴻海の他にも台湾には多くの機械製品メーカーが存在しています。

中でも注目をしたいのが、戦後より日本が積極的に技術提携をして工場を作ったHONDAゆかりのバイクメーカーである「KYMCO」「SYM」といったところです。

日本においてはバイクは出荷台数が減少傾向にありますが、台湾では主に軽量のミニバイクに高い需要があります。

もともと小型バイクは日本メーカーのお家芸だったのですが、台湾メーカーの台頭により世界的なシェアも変動しつつあります。

同様に日本から技術支援を受けたり、日本に本社のある会社の製造工場が作られたりする経緯から、台湾国内では日本関連製品を多く見かけることができます。

台湾留学をすると、そうした過去の歴史や今後成長していくであろう台湾企業を多く見かけるでしょう。

日本と台湾の架け橋になるような職業にも大きな期待が寄せられているところであり、若いうちに台湾留学をすることは大いに身になることと思われます。

【留学先におすすめの国】韓国

人気の韓国文化を知ることができる留学プラン

日本からのアクセス状況の良好な韓国では、年間を通じて多くの留学生が行き来します。
日本においても韓国からの留学生を多く見かけますが、同様に韓国へ留学する日本人学生もかなりの数にのぼります。

特にここ近年の傾向として韓国留学をする学生で女性人口が増えているというのが特徴的です。
在韓日本人留学生の人数は2000年時点ではわずかに416人しかいなかったのですが、2013年には1753人にまで増加をしています。

驚きなのがその内訳が女子学生が1452人、男子学生が301人と圧倒的な差がついているということです。

日本国内にいて伝えられる韓国文化というと、K-POPのようなミュージックシーンや韓国メーカーの美容品、または韓国初のファッションやメイクといったものが大多数なので、やはり女性の方が興味を抱きやすいということなのかもしれません。

韓国の教育事情について軽く触れておくと、教育システムは日本と同じ6-3-3に大学という形になっています。

非常に特徴的なのが日本以上に韓国は学歴社会であるということで、若い学生の頃から少しでも有名な大学に入ろうと相当の勉強をします。

実際に社会に出てからもどの大学を出たかによる学閥の縛りがかなり強烈になるので、韓国における大学進学はかなり真剣であるということは理解しておきましょう。

また、現在韓国は国際競争力を高めるために、海外からの留学生を積極的に誘致しています。
留学目的は韓国語の取得が最も多く、韓国に来る留学生の約2割を占めています。

留学生の約7割は日本人となっており、日本人学生の大学内のコース選択については相当自由度が高いです。

生活環境は快適である韓国

韓国は日本からの観光客も年間を通じて多数訪れます。
そのためソウルなどの主要都市は交通インフラがかなり細かく整えられており、空港からの移動も速やかに行うことができて便利です。

文化的に近いということもあって衣食住の用品購入もそれほど違和感なく行うこともでき、日本でもおなじみの外資系チェーンも多いので、あまり文化的ギャップを感じずに生活を送ることができるでしょう。

独特なのが不動産形態で、日本においては「居住用」や「オフィス用」といった用途がくっきり分かれるところ、韓国ではワンルームタイプながらオフィスとしても使用可能な「オフィステル」や、ホームステイとワンルームを一緒に体験できる「下宿」といった珍しい賃貸があります。

ちなみに韓国の学校では「トウミ」という、留学生に韓国人学生がついて生活をサポートしてくれるという独自の制度があります。

大学付属の語学学校ではこのトウミが機能しており、慣れない韓国生活に早く適応できるよう手助けをしてもらえます。

【留学先におすすめの国】中国

世界大学ランキングで年々存在感を高める中国

日本においても何かと話題になることが多い中国ですが、特にここ20年ほどの文化的躍進には目を見張るものがあります。

その国の教育・研究レベルを比較する世界大学ランキングでも中国の大学が年々上位にランクインされるようになっており、存在感はかなり大きくなっています。

2017年度のランキングでは上位100位に入った中国本土の大学は6校で、日本と韓国がいずれも5校ずつであったことと比較すると、その勢いは一目瞭然です。

中国の大学内でトップにランクインしたのは清華大学の25位で、以下北京大学の38位、復旦大学の40位、上海交通大学の62位などと続いていきます。

日本でトップの東京大学が同じランキングで第28位であることを考えると、中国への留学は単純に中国語を学ぶ語学留学ではなく、より高度な研究をしたい学生にとっても望ましいものとなっていると言えるでしょう。

日本からは距離的に近いということもあり、中国への留学は多くのプランから選ぶことができるようになっています。

短期留学や長期留学だけでなく、提携校での交換留学も多くの大学で実施しているので、探してみると案外安くお得な留学プランが見つかるかもしれません。

大学での講義はいきなり中国語か英語

中国に留学する目的で最も多いのはやはり中国語の取得でしょう。
日本語と中国語は同じ漢字を使用することが多かったり、文化的に近いところもあるのでなんとなく理解できそうな気がしますが、実際に語学として習得するのはかなりの困難が伴います。

というのも中国語の文法は理解することができても、発音として中国語を理解するのは難しく、留学をしてすぐに中国人のネイティブスピーカーと会話をすることはまずできません。

留学をしてから中国語を勉強しようと思っているならそれはかなり危険です。
というのも中国の大学においては留学生を受け入れしてはいるものの、授業はいきなり中国語もしくは英語で行うこととなっているので、ゼロから勉強をするのはかなり無茶になってしまいます。

そのため中国留学を考えているなら、まずは日本国内で長文読解や作文などができるようによく勉強しておき、ある程度の会話力が備わってからにするのがおすすめです。

中国人は日本と異なり、とにかく議論において問題解決をするという文化があるため、話し合いができるレベルになっておかないと日常生活でもかなり苦労することになってしまうでしょう。

中国留学をする時には留学後の目標までしっかり考えて臨むことで、よりモチベーションを維持しやすくなります。

経済発展著しい中国では現地で外国人を採用する企業も多く、中国向けビジネスを行う外資系企業もかなり多くあります。